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大阪市北区南森町2丁目1番29号
 三井住友銀行南森町ビル3F

 ○ 弁護士の選び方

  •  多くの人は、弁護士に紛争解決を依頼することは一生に一度あるかないかのことでしょう。しかも、トラブルになって初めて弁護士と話をするという人も多いと思います。知り合いに弁護士がいるという人はまれで、多くは広告を見たり、知人の紹介で、初めて弁護士に会うという人がほとんどでしょう。
     法律事務所の広告を見て、どの弁護士に相談をしようかと考えた人であれば、弁護士が取扱事件として多種多様の紛争や事件を記載しているのを見て、「どの弁護士がどの分野を得意としているのか分からない」「どの弁護士に依頼すればよいのか分からない」と思われたことでしょう。
     私たちも取扱事件としては、多種多様な事件を記載していますが、これらのうち、一般民事、例えば、売掛金や貸金の請求、交通事故等を原因とする損害賠償請求、あるいは、離婚事件や遺産分割事件などの家事事件は、ごく一般的な事件であり、経験の浅い新人弁護士でも、法律的な知識は持っているはずですから、熱意でもって経験不足を十分に補うことのできる事件です。多重債務処理や、刑事事件についても同じように言うことができます。
  • このような事件のなかでも、相続や離婚など感情的な問題が入ってくる家事事件や事案が複雑で訴訟が長期にわたることが予想される事件を依頼される場合は、弁護士の得意分野かということよりも、事実関係について熱心に事情聴取してくれるかどうか、判例学説を調べてくれるかどうか、さらには、弁護士と話をしてみて相性が合うかどうかなどで依頼するかどうかを判断されることをお勧めします。
     弁護士は、依頼者から紛争に関する事実関係について、その背景事情についてまで詳細に事情聴取する必要があります。依頼者としては、弁護士に正直に紛争になった事情を説明しなければなりません。ときに、弁護士は、依頼者に対し、証拠の収集や第三者に対する証人としての協力要請などを指示することもあります。そして、何よりも弁護士は、依頼者と紛争解決の方向性やその方法について、納得いくまで話し合う必要があります。そのような協働関係は、相互の信頼関係の維持なくして成り立ちません。したがって、依頼者としては、何でも話ができる弁護士、相性が合う弁護士が望ましいと言えると思います。
      もっとも、相性が合うかどうかは、双方の年齢や性別も関係してくるでしょうし、性格もあります。夫婦間でも相性がピッタリと合うというふうにはいかないのですから、それはあくまでも理想です。
     ただ、相続や離婚などの感情的な要素が入ってくる家事事件や訴訟が長期にわたり、依頼者と弁護士との協働関係が必要不可欠な事件においては、依頼者と弁護士との信頼関係の維持のためにも弁護士との相性が合うことが望ましいと言えるでしょう。
     なお、
    極端に忙しそうで、十分に話しを聞いてもらえない弁護士や、怖そうで質問をすると怒られそうと感じるような弁護士は避けるべきです。
  •  これらの事件と比べると、労働関係の事件は弁護士だからと言って当然に法律的な知識を持っているとは言えませんし、先物取引等など特殊な知識を必要とする事件は、経験の無い新人弁護士でも、対応できなくはないのですが、相当な熱意でもって、経験不足を補うための調査研究が必要となる事件です。
    もっとも、新人弁護士のすべてが熱意をもって事件処理に取り組む性向の持ち主とは限られませんが・・・。
     司法試験の合格者数が年間2000人と大幅に増えており、司法試験合格者の知識等の能力のレベルが低下していることは否めません。しかも、司法試験は単なる学力試験であって、合格後もさらに研鑽を積むような真面目な人のみが合格するわけではありません。したがって、司法試験合格時点で合格者にかなりのレベル差があるうえ、合格後、弁護士登録までの間の努力の差によって、弁護士登録時点でさらに能力の格差がついているというのが現実となっています。
  •  さらに、行政訴訟や税務訴訟、医療過誤事件や知的財産関係の事件、さらには、渉外事件などは、高度な専門的知識を要する事件であり、経験の浅い弁護士が、その熱意だけで経験不足を補うことの困難な事件であると言えるでしょう。私どもは、この中の医療過誤事件については、多少経験を積んでおります。

 ○ 弁護士のプロフィール

○ 弁護士阪井基二



阪井基二のプロフィール
  •  私は、昭和30年10月に大阪府富田林市で兼業農家の長男として生まれました。地元の府立富田林高校卒業後は、少々政治に関心をもって早稲田大学政経学部政治学科に入学したものの、何を間違ったか体育局空手部に入部してしまい、そのまま空手の魅力にとりつかれて、大学の4年間はもっぱら空手部の活動を中心に過ごしました。
     大学を卒業後は、第二次オイルショック後の就職難の時代でしたが、空手部主将であったことが評価されたのか、三和銀行に就職しました。しかし、不器用な手技に汚い文字、加えて無骨な性格が原因で行員を一年ちょっとして退職、5年にわたる浪人生活を経て、司法試験に合格、平成元年から大阪市内で弁護士をしています。
     先祖代々の家業である農業は、父親の代から兼業農家となっていました。私も中学生のころから耕耘機、トラクター、コンバイン、田植機等を操作運転し、父親から指示されるままに牛馬のごとく(何も考えずに)農業をしてきました。しかし、平成16年に父親が病気で入院したため、自ら稲作をせざるをえなくなりました。いろいろ考えながらするようになると農業もおもしろいもので、以後は、できるだけ少ない農薬で元気な美味しい米を作ろうと頑張っています。また、この頃からミカン、柿等の果樹の剪定や竹林の整理などもするよになりました。
     また、2005年からは、50歳をなったのを区切りに、日々の生活を充実させようと、週に1日、空手の稽古をするようになりました。

    ○弁護士阪井千鶴子


    阪井千鶴子のプロフィール
     大阪府立岸和田高校卒業
     大阪市立大学法学部法律学科卒業
     昭和60年11月 司法試験合格
     昭和61年4月 司法研修所入所
     昭和63年3月 同研修所卒業
     平成 5年4月 和光法律事務所開設
     平成15年9月 コスモ法律事務所開設
     富田林市教育委員会委員
     富田林市情報公開審議会
     個人情報保護運営審議会
     大阪府精神医療審査会委員
     大阪府救急医療審査会委員

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